日本共産党神奈川県委員会

JCP-kanagawa

オスプレイの厚木基地飛来と訓練拠点化に対する抗議文

在日米海軍厚木航空施設司令官 ジョン・F・ブッシー 大佐殿

オスプレイの厚木基地飛来と訓練拠点化に対する抗議文

2016年4月25日
日本共産党神奈川県委員会
委員長 田母神悟

 

4月22日午後、米海兵隊のMV—22オスプレイ3機が米海軍厚木基地にあいついで飛来した。南関東防衛局から神奈川県など関係自治体にオスプレイ飛来についての情報提供が行われたのは、22日午後にオスプレイが飛来する直前であった。飛来目的は木更津駐屯地でのMV—22オスプレイと陸自CH—47JAの騒音比較のためと発表されたが、騒音比較は米軍の運用の都合という理由で行われず、23日には3機のオスプレイは岩国に向け離陸した。

今回の飛来は3月に続き今年二回目の飛来であり、厚木基地が東日本でのオスプレイの訓練拠点となりつつあることを示すものである。3月の飛来の時にも厳しく指摘したが、MV—22オスプレイはこれまでにも事故が多発しており、昨年5月のハワイ州オアフ島での墜落事故についての米海兵隊の調査結果では、「左エンジンが砂ぼこりを吸い込み、出力喪失につながり、事故に至った」と分析し、「エンジンの空気ろ過装置の改善」を勧告している。オスプレイの事故報告で、「機体に改善の必要がある」と指摘されるのは異例のことである。

このような機体に構造的欠陥のあるMV—22オスプレイが、直前の通告で人口密集地域である厚木基地に飛来することは、周辺住民に新たな不安を与えるものである。また、この間の厚木基地へのオスプレイの飛来では、「米軍施設及び区域の上空及び周辺における飛行経路及び運用」に関わる日米合同委員会の合意さえも無視されている。なし崩し的な厚木基地の訓練拠点化は、「米軍基地の整理、縮小、返還」という県民の願いを体現した神奈川県民の県是に反するもので絶対に容認することはできない。

日本共産党は度重なるオスプレイ飛来に厳重に抗議するとともに、厚木基地のオスプレイの訓練拠点化に反対し、神奈川の基地問題の根本にある横須賀基地の空母の母港撤回にむけ、県民とともに闘うことを表明するものである。

以上

2016-04-25オスプレイ

 

オスプレイの厚木基地飛来と訓練拠点化に対する抗議文 (PDF版)

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