日本共産党神奈川県委員会

JCP-kanagawa

イージス艦バリーの配備に抗議する声明

イージス艦バリーの配備に抗議する声明

2016年3月21日,日本共産党神奈川県委員会

 3月14日、米海軍横須賀基地に弾道ミサイル防衛能力をもつイージス駆逐艦バリーが、去る1月に出港したイージス艦ラッセンとの交代配備として入港した。今回のバリーの配備は単なる交代配備ではない。なぜなら第1に、バリーにはラッセンに搭載されていなかった最新鋭の戦闘システムであるベースライン9が搭載されていること、第2に、バリーの配備によって米本国以外で初めて最新鋭の戦闘システムを搭載した米海軍のイージス艦が、昨年配備されたチャンセラーズヴィルとベンフォードと合わせ3隻も配備されたことになること、第3に、3隻とも水平線下のミサイルを迎撃するための防空システムであるニフカ(NIFC-CA)を導入していることなどからみれば、到底単なる交代ではなく、横須賀基地の更なる機能強化であることは明白である。

昨年6月の衆議院平和安全法制特別委員会で中谷防衛大臣は、この新システム「ニフカ」を海上自衛隊のイージス艦へ導入することを視野に入れている、との答弁を行っている。すでに第7艦隊の旗艦ブルーリッジには海上自衛隊の幹部が常駐しており、自衛隊が米軍と一体になって集団的自衛権の行使に踏み出す危険性は強まっていると言わざるを得ない。

そもそも、1973年の空母ミッドウェイの母港化後40数年を経ているが、地元住民の合意もなく、なし崩し的に基地機能が強化され、アメリカはイラク戦争やアフガニスタン戦争などの出撃拠点として横須賀基地を利用してきたことは周知の事実である。県内の米軍基地の整理・縮小・返還は神奈川県の県是であり県民の願いでもある。今回のイージス艦バリーの配備は、この県是を踏みにじるものである。

日本共産党神奈川県委員会は、平和的生存権を脅かす新たなイージス艦配備に断固として抗議するとともに、米原子力空母の母港撤回、そして安保法制廃止のため県民と力を合せ全力で奮闘するものである。

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