日本共産党神奈川県委員会

JCP-kanagawa

イージス艦チャンセラーズビルの新たな横須賀配備に抗議する声明

2015年6月18日

日本共産党神奈川県委員会

委員長 田母神悟

日本共産党神奈川県会議員団

団長  井坂新哉

 

イージス艦チャンセラーズビルの新たな横須賀配備に抗議する声明

 

 本日、米海軍横須賀基地にイージス艦チャンセラーズビルが入港した。2017年までに追加配備される予定のイージス艦3隻のうち最初の1隻の到着である。

米海軍は、2017年夏までに弾道ミサイル防衛能力のあるイージス艦3隻を横須賀に追加配備する計画で、これが実現されれば横須賀の米海軍第7艦隊は、旗艦ブルーリッジと原子力空母を含む11隻態勢から、過去最多の14隻態勢に増強される。入港したチャンセラーズビルは最初の98年配備後の改修で、空母打撃軍の直接支援に必要な防空、水上戦、対潜戦の最新鋭システムを搭載した「米海軍で最も有能な艦船」(記者会見したカート・レンショー艦長)で、こうした能力を備えた艦船が米国外に配備されるのは初めてであるという。防衛省はイージス艦追加配備について、「日米両国の弾道ミサイル防衛能力を強化するもの」と説明しているが、これは海上自衛隊がいっそう米海軍に組み込まれることを意味するものであり、アメリカのイージス艦と海上自衛隊のイージス艦がともに米空母や米艦船の防護も実施する事態も想定される。

 昨年の7月1日の閣議決定による集団的自衛権容認、そして今年4月の新ガイドラインの発表、それを受けて国会では違憲の戦争立法である安保法制の審議が進められている。横須賀への新たなイージス艦配備は、まさに集団的自衛権行使容認を先取りする動きである。

 今年は戦後70年そして軍転法施行から65年であり、横須賀、呉、佐世保、舞鶴の旧軍港市を平和産業港湾都市に転換することにより、平和日本実現の理想達成に寄与することを目的として出発したはずである。また、県内基地の整理・縮小・返還は神奈川県の県是であり、900万県民の願いである。ところが今日の横須賀の事態は、この理想からかけ離れ、再び軍港都市に逆戻りしている。それどころか、なし崩し的な基地機能の強化と原子力空母の交代は、海上自衛隊の横須賀基地強化と相俟って、横須賀基地が世界各地への出撃拠点となり、東アジア地域での軍事的緊張をさらに高め、米空母の永久母港化につながるものである。

 日本共産党神奈川県委員会と党神奈川県会議員団は、平和的生存権を脅かす新たなイージス艦配備に抗議するとともに、米原子力空母の横須賀母港撤回を求め、県民の皆さんとともに闘うものである。

以上

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