日本共産党神奈川県委員会

JCP-kanagawa

「原子力空母ロナルド・レーガンの横須賀配備発表について」

原子力空母ロナルド・レーガンの横須賀配備発表について

2014年1月16 日

日本共産党神奈川県委員会

 在日米海軍司令部は15日、原子力空母ジョージ・ワシントンの燃料棒交換などが必要な時期が迫っていたため、同じクラスの原子力空母ロナルド・レーガンと交代させることを発表した。交代は2015年後半とされている。

 日本共産党神奈川県委員会は今回の米海軍の発表に対し、以下の立場から横須賀への原子力空母の配備と母港化の撤回、県内の米軍基地の全面返還を求めるものである。

 第1に、1973年10月に空母ミッドウェイが入港して以来40年以上空母は横須賀に居座り続け、空母艦載機による爆音被害や墜落事故・部品落下事故など県民に耐えがたい苦痛を与えてきた。また米兵による殺人、傷害、強盗などの凶悪犯罪は毎年のように繰り返されてきた。空母の母港化は基地あるが故の苦難を県民に与えている元凶である。空母の交代は、基地あるが故の県民の苦しみを将来に向けて半永久的に固定化するものであり、到底容認できるものではない。

 第2に、3,11の東日本大震災と福島第一原発事故は原子力の安全神話を根底から突き崩すものとなった。実際、東日本大震災では空母ジョージ・ワシントンは大きく揺れ、引き波で着底する危険さえあった。空母の2基の原子炉や常時入港している原子力潜水艦の原子炉は、日本の原子力規制が及ばない領域である。横須賀で原子力艦の事故が発生すれば、首都圏3000万人もの人々の生命・財産を危うくする事態となることは容易に推測できる。このような危険な原子炉を搭載する米艦船の母港化は、直ちに撤回すべきである。

 第3に、いま国際社会は軍事力による「平和」から軍事力によらない平和の構築へ、紛争を戦争にしない平和的解決の努力を追求する方向に向いつつある。アメリカによる海外での戦争の出撃拠点としての役割を担わされ続けてきた米海軍横須賀基地の撤去こそ、世界の流れである。いまこそ日本国憲法第9条の精神を生かした平和外交の道へ、日本は舵を切り替えるべきである。

以上

front02

(米海軍HPより)

Return Top